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産婦人科の看護師の本音について。

会話の流れで「お仕事何されてるんですか?」と聞かれること、よくありますよね。

産婦人科に勤務していることを伝えると、ほとんどの方が「命の誕生に立ち会えるなんて、良い仕事ですよね~。」というようなことを言われます。

確かに、産婦人科での仕事は、命の誕生に立ち会える素晴らしいお仕事だと思っています。

でも、残念ながら、良いことばかりではないのが本音です。その本音を、少しだけお話しさせていただきます。

産婦人科の看護師の本音・・・幸せな出産ばかりではない

一般の女性やその家族の方々は、結婚し、妊娠して、生まれてきた赤ちゃんを家族みんなでかわいがる、という図を、当たり前のように描きます。

しかし、妊娠した女性の中には、流産という悲しい経験をするかたも多くいらっしゃいます。

妊娠初期の流産率は、10~15%といわれており、赤ちゃん側に原因があることがほとんどであるといわれています。

流産と診断されるのは、胎児の成長が停止していると判断された場合や、確認されたはずの胎児心拍が確認されなくなった場合など、状況は様々ですが、子宮内に胎児がそのまま留まっている場合には、子宮外に出してあげる処置が必要です。

妊娠10週頃までの流産であれば、麻酔をして、5分程度の処置で、その日のうちに家に帰ることができます。

それ以降の週数の場合、数日間の入院が必要になることが多いと思います。

精神的にももちろんダメージを受けますが、入院が必要になるということは、身体への負担にもなっている、ということです。

また、妊娠初期を順調に経過し、中期、後期、さらに正期産の時期になって、突然、子宮内で胎児が死亡してしまうこともあります。

中期、後期になってくると、世間的に安定期と呼ばれ、胎動も感じ、周囲からも妊娠が見てわかるようになり、家族の期待も膨らんでくる時期です。

そのような時期の胎児死亡の原因は様々です。胎児自身の先天的な疾患のため、ということもありますが、臍帯が複雑に巻いていたため、ということもあります。

中期、後期の子宮内胎児死亡が判明した場合には、分娩を行い、胎児を子宮の外に出してあげるという手段がとられます。

自然に陣痛が開始する場合もありますが、多くは陣痛促進剤を使用して陣痛を開始させ、正常の場合と同様に、子宮の入り口が開くのを待ちながら、陣痛に耐えなければなりません。

もちろん数日間の入院も必要であり、母乳を止める薬を飲まなければ、おそらく母乳が出てくると思います。

流産や死産を経験した女性たちは、必ずと言っていいほどに、自分自身を責めています。

また、そのご家族も、胸を痛めています。悲しい経験をされたご家族が、明るい将来に向かっていけるように、精神的なケアをするのは、私たち、産婦人科看護師の仕事です。

また、医師や助産師とともに流産や死産の処置に立ち会うことも、看護師の仕事として多く行われています。

亡くなった赤ちゃんや、悲しむご家族を見るのは本当に心苦しく、かける言葉も見つかりません。

産婦人科の看護師の本音・・・みんなが生きていればそれでいいと思うこともある

赤ちゃんは、毎日均等に生まれてくる訳ではありません。

不思議なことに、みんな仲良く、一緒に生まれてくるのです。

お産は月の満ち欠けや、潮の満ち引きが影響しているというのは有名な話ですが、産婦人科に勤務していると、低気圧も影響していると感じることがよくあります。

みんなが一緒に生まれてこようとするので、昨日まで患者さんが数人しかいなかった病棟が、一日で満床、なんてこともあります。

一晩に5~6人生まれたり、緊急の帝王切開が3件、なんてこともありますし、1時間のうちに3人も生まれる、ということもあります。

本来、産婦人科の看護師は、生まれてきた赤ちゃんやお母さんの育児のお手伝いや指導業務にあたることが多いです。

分娩があれば、人手が必要なときに助産師が分娩室から連絡をくれます。連絡があれば分娩のお手伝いに出向き、助産師の手が空けば、また病室での仕事を続けます。

しかし、分娩室に陣痛で苦しんでいる妊婦さんが何人もいて、今にも生まれそう、という方もいて、助産師はその場を離れることができない…というようなときは、ナースコールの対応をするのが精いっぱいです。

座る余裕すらありませんし、病室と分娩室をダッシュで行ったり来たりしながら、仕事を「こなし」ます。

そんなときは、つい「みんなが生きていればそれでいい!」と思ってしまうことがあります。

他の診療科でも大変な勤務を経験すると思いますが、産婦人科にも、衝撃的な時間を経験することがあるのです。

産婦人科の看護師の本音・・・現実を知ることも大切です

滅多に聞くことのない話を聞いて、産婦人科に勤務することが嫌になってしまった方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、理想や憧れだけでは仕事はできません。

現実を受け止めながら働いていくことが、勤務を続けていくうえでは大切かもしれません。

産婦人科で働く看護師たちの本音は、看護師転職サイトのコンサルタントさんも良く聞いて知っています。

そんな本音を聞いているからこそ出来るアドバイスを受けると、新しい発見があるかもしれませんね。

それによってあなたがブレの無い産婦人科求人探しが出来て、毎日出勤するのが楽しくなるような生活になったり、やりがいを持って働く自分に自信が持てるようになったり、心にゆとりが持てるようになることを、お祈りしています。

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ産婦人科の求人 - 看護師を辞めたい人へ 編集部

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