当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

産婦人科の求人に強い転職サイトは、どこ? 産婦人科についての記事一覧

産婦人科 クリニックの看護師になりたい皆さんへ。

産婦人科クリニックへの就職を考えている看護師、看護学生の皆さんにとって、具体的な仕事内容についてはとても興味深いものだと思います。

私の経験したクリニックでの、看護師の仕事内容を具体的にお伝えしたいと思います。

産婦人科の看護師、クリニックにおける外来

総合病院の外来というと、病棟からは少し遠い場所で、病棟看護師が直接外来患者さんに関わることは少ないと思います。

しかし、産婦人科クリニックでは、外来と病棟はとても近い場所であり、病棟の看護師が外来で業務することも多々ありました。

私が勤務していたクリニックでは、夜勤ができないパートの看護師が、外来部門を担っていましたが、病棟の患者さんが少なかったり、外来スタッフが足りない時には、病棟の日勤スタッフが外来業務を行うことがありました。

外来では主に、医師の診療の補助を行います。

外来を受診される患者さんは、妊婦健診を受ける妊婦さん、お産後の定期健診を受けるお母さんと赤ちゃん、子宮癌の検診目的の患者さん、不正出血や生理不順などを主訴とする患者さん、不妊検査や治療を目的とした患者さんなどがほとんどです。

医療事務スタッフが問診票の記入を確認して、診察室にカルテを届けに来ます。

私たち看護師は、そのカルテの内容を確認し、まずは、緊急性の高い患者さんであるかどうかを判断します。

私が勤務していたクリニックは完全予約制でしたので、急な予約が入った患者さんや、直接電話で問い合わせのあった患者さんなどは緊急性が高い可能性があり、内容に応じて診察室へ呼び込むタイミングを決めていました。

診察室では、医師の診察が行われますが、看護師は、医師の説明を聞きながら必要な処置や処方された薬の準備を行います。

そこで重要なのは、医師の説明をしっかり聞いておくということです。

自分自身の知識になるのはもちろんですが、あとで処置をする時や患者さんに質問された時にわかりやすく説明をすることも必要になってくるためです。

そして、産婦人科では「内診」という診察が行われます。患者さんの陰部や膣の中を診察するのが目的です。

内診の際には、医師が男性であれば、女性が必ず立ち会うのがルールです。

内診に立ち会う看護師は、必要な器具や薬を、医師に渡すという仕事を行います。

次に、処置についてです。カルテに記載された医師の指示に沿って、採血や注射、点滴を行うのは他の診療科でも同様ですが、産婦人科特有の処置として、NSTという検査が行われます。

妊婦さんの子宮の収縮と、お腹の赤ちゃんの心拍数を記録し、赤ちゃんが健康かどうかを調べます。

その検査の判読はその都度看護師が行い、必要に応じて医師に報告する、検査時間を延長する、といった対応を行います。以上が、外来部門における看護師の仕事内容です。

産婦人科 クリニックの看護師、病棟部門における仕事

病棟での看護師の仕事内容は、総合病院での内容とさほど変化はないと思われます。

主な入院患者さんは、陣痛開始・破水にともない入院が決定した妊婦さん(産婦さんと呼びます)と、お産後のお母さんと赤ちゃんです。

クリニックには、高度な医療機器や新生児専門の設備がないため、正期産(妊娠37週以降)の正常な経過をたどっている妊婦さんのお産のみを扱うことが多いと思います。

早産の可能性がある妊婦さんや重傷な疾患を抱えた妊婦さんのほとんどは、地域の総合病院や、周産期センターを持つ大学病院などへ紹介されます。

まれに、妊娠悪阻といって重傷なつわりの患者さんや、軽度の切迫早産の患者さんが入院していることもあります。

そこでの看護師の仕事は、入院中の患者さんの日常生活の援助や医師の指示による採血・注射・内服薬の処方といった他の診療科でも行われる仕事の他に、産後のお母さんや赤ちゃんへの育児方法・授乳方法の指導という仕事が加わります。

分娩があるときには、分娩室で助産師のサポート、生まれてきた赤ちゃんの蘇生や観察にあたることも多くあります。

クリニックでは帝王切開が行われる際、病棟や外来の看護師がそのまま手術室看護師の役割も行います。実際に私も帝王切開の機械出しを行っていました。

総合病院で勤務していた頃は、手術室での様子は申し送りで聞くだけで、実際の様子はわかりませんでした。

クリニックに勤務し、実際に手術スタッフの一員になることで、新たに得た知識もありましたし、手術中の患者さんの気持ちを知ることができました。

最初は戸惑いましたが、良い経験になったと思っています。

産婦人科 クリニックでの看護師を目指すあなたへ

多くの新人看護師は、一番最初の就職先として、総合病院を選択します。

そのため、総合病院からクリニックへ移動すると、今までと違うことも多く、戸惑うのではないかと思います。

ただ、私はクリニックで勤務するようになって、妊婦さんから産婦さん、お産を経てお母さんになっていく女性を、初めて自分の目で、一連の流れとしてみることができたと感じます。

総合病院では他の部門のスタッフや医師が行っていたことも自分たちでやらなければならないという場面も多々あり、自分自身のスキルアップにもつながりました。

産婦人科クリニックでの看護師の働き方はいろいろです。希望に沿った働き方ができる職場に出会えることを祈っています。

・・・心配することはありません、仕事に出掛けるのが楽しくなったり、自分の成長が実感できたり、そんなやりがいのある職場は看護師転職サイトとじっくり相談しながら探してもらえば、きっと見つかりますから!

産婦人科の求人に強い転職サイトは、どこ? 産婦人科についての記事一覧

執筆者情報

株式会社ドリームウェイ産婦人科の求人 - 看護師を辞めたい人へ 編集部

産婦人科の求人 - 看護師を辞めたい人へは、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


転職サイトランキングを見る